• 2020年3月1日日曜日
ウズマスターの日々
ウズマスターの日々 https://blog.uzumax.org/2020/03/blog-post.html

突発指令

いやぁ、しかし、学校を一斉休校にした件は結構問題になってるね。(;´・ω・`)

僕としてはアリだと思うんだが。
こうなったら国家総力戦。落ち着くまで籠城を決め込んで、収入が途絶えて一文無しから再スタートとなることもやむを得ぬ、という構え。

地震や台風で一文無しになる人もいるわけで、地震の代わりにコロナが来ただけ。天災の不条理を嘆くのは不毛というものだ。
覚悟を決めるべし。(´・ω・`)

しかし、つい先日までは「何か対策しろ!!」という意見が強かったのに、今や「何でこんな対策をする!?」というクレームに空気が変わったな。

どうしてこういう風に空気が変わるのか?

それは……。

自分への影響

僕の記憶だと、ちょっと前までの世間の論調はこうだったと思うのよね。

今すぐ中国人を入国拒否せよ!!」

しかし、実際に取られた対策は、学校やレジャー施設等の閉鎖だが、それには「準備不足、唐突過ぎる!!」という批判が相次いでいる。

この話を繋ぎ合わせると、


  • 中国人の入国拒否は何の準備も無くとも即刻発動して貰いたかったが、
  • 学校閉鎖を唐突に発動するのはやめて欲しかった。


ということになる。

つまり、強権発動が突発的であることそれ自体は問題視しておらず、その強権が自分自身に影響するかどうかが問題なのだ、というのが大衆の本音であろう。


例えば、2週間くらい前の段階で中国人を入国拒否していたとしよう。
入国拒否したら、中国から日本に出張して行うはずだった商談とかもキャンセルになるとか、何らかのダメージを受ける日本人もそれなりにいただろう。

だが、多くの日本人にとっては、中国人を入国拒否することが自分の生活にどう影響するかイメージが湧かない。
イメージが湧かないってことは自分と関係が無いってこと。だから「即刻、入国拒否しろ!!」という強気な姿勢になる。

一方、学校閉鎖がどれくらい大変な事かは肌身で分かるから、「いや、ちょっと待って。そんな急に……」と被害者としての論調に代わる。


つまり、事前準備とか段取りとか、そういうのは理論でしかなく、核心部分ではない。
この騒動の核心は、ただただシンプルに、「他人が困っても知ったこっちゃ無いが、自分が困るのは断固拒否」という大衆心理の合計が現在のこの状況というだけの話だろう。


見苦しいものを見せるな、としか思えん。


トラブっている時こそ人間の本性が出るものだから、こういう時こそ、ちゃんと「筋」というものを弁えて生きたいものである。(´・ω・`)

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