おかしいな。前に僕が社長と会った時は打ち切りと腹は決まっていたはずだが、気が変わっちゃったのかな?
これはもう、朝令暮改と言うよりは優柔不断だな。(´・ω・`)
優柔不断
しかし、9月に会ったあの時点では確かに打ち切りの腹であったから、社長はプロジェクトのマズさは理解しているし、打ち切り出来るならば打ち切りたいという気持ちもあるだろう。それが未だに打ち切られないのは、既に投入してしまった1億円以上の資金が惜しいとか、大事なプロジェクトだから失敗したくないという気持ちとか、そういうのがあって損切りを決断出来ないのだろうな。
そういう優柔不断な所があることは知っていたから、強く押したつもりだったが、押しが足らんかったか。
僕の力不足で申し訳無いのう。(´・ω・`)
しかし、9~11月の撤退チャンスを逃したとなると、あのプロジェクトはまだ当分の間は続くことなるということか。
- SES費用を取ることしか興味の無いコンサル
- 知らんぷり社員
この2種類しか無いんだから、状況の打開なんてありえないよね。(´・ω・`)
残っている社員は精神的退職者であるからなぁ。(´・ω・`)
その点、今年の僕の身の振り方は上手だったな。
社内に残っていると経済的打撃が直撃してしまうから、緊急避難的に退職してフリーランスとなり、前職の経済的影響圏からは離れる。
しかし、辞める際に、最低限であろうが、何とか建前は立てて辞められたから、今でも相談事があれば呼び出しに応じたりする。
距離感というものをよく見切ったと思う。
危機的状況に対し、距離が近過ぎるから苦しいのである。
そんな時に、知らんぷりを決め込む以外に出来ることは何もない、という状況は、精神的にも、経済的にも、かなり厳しいだろうな。
僕も社内に残っていたら出来ることは限られていただろうが、距離感を見直すことで、何とか健全な生き方をすることが出来たようだ。
公明作戦は正解であったな。(´・ω・`)
経済問題
しかし、残っている社員は経済的に大丈夫なのだろうか?僕は「そのうち独立しようかな」という程度の腹はかなり前からあったけど、最近になって急に慌てて決行に移したのは、経済的打撃が明確になったからだからな。
あのプロジェクトにあれほどの大金を注ぎ込んでしまっては、もう10年は賞与を払うことが出来ないだろう。
僕も他人の給与明細を覗き込んだわけではないけど、恐らく、そろそろ30歳になろうかという僕の後輩の収入を予想するに。
- 月収28万×12カ月=336万
ここに賞与2ヶ月を加算して、392万。
このくらいのモデルだと思うんだよね。
でも、その賞与2ヶ月が最早機能停止しており、2ヵ月どころか0.2~0.5くらいしか出せない状況になっているはず。
そう考えると、凡そ予想される年収は、340~360万ってところじゃないか?
その状態があと10年続く。
もちろん、V字回復する材料があればその限りではないんだけど、精神的退職者に出来ることは自分の給料を削る事だけでしょ。
前にも書いたけど、単金60万円のSESエンジニアの収入明細は、
- 売上:720万円
- 会社への上納:108万
- 社会保険料:108万
- 年収:504万
これが本来の姿だからね。
まあ、現実にはどこの会社も多少は歪んでいるから、もうちょっと上納金を増やす必要がある結果、年収450万円が手を打つ現実ラインだろう。
それが前職の場合は、
- 売上:720万円
- 会社への上納:108万
- 社会保険料:76万 ⇒ 収入が減れば税金も減る
- 赤字の補填:182万 ⇒ これが10年続く
- 年収:350万
こうなっちゃってるわけで。
人生は大丈夫なのだろうか?(;´・ω・`)
そのうち酒飲む機会があったら、飲み代くらいは僕が多く出したらなアカンな。(´・ω・`)
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