何でも、その人は今まではエンジニアだったけど、これから実家に帰って実家の内装業を手伝うのだそうだ。
社員も5~6人くらいいる、そこそこの会社らしい。
もちろん今までエンジニアなのに、これから内装職人になるのはキツい。
その人がやるのは、親の後を継いで社長になるという話ではなく、例えば会社のパソコンにウイルスバスターを入れて、会社ドメインを取得して、勤怠管理をシステム化して、みたいな総務業だ。
面白そうだのう。(´・ω・`)
僕のかつての後輩も今総務やってるヤツがいるんだけど、このキャリアチェンジ、僕は凄くナイスだと思うんだよね。
と言うのも、IT業界ってさ、「今はプログラマーやってるけど、50歳過ぎても同じなのだろうか?」と、現在の安泰と将来への危機感が強烈に並立しているのよ。
今は20代30代の連中も、20年くらいすると生き様が変わってくる。
- 断固プログラマーを貫く!!⇒猛将エンジニア
- プロマネや技術営業など、マイナーチェンジを試みる。⇒軍師エンジニア
- 部長、事業部長など出世して経営側に回る。⇒肝雄エンジニア
- 仕事しないおじさん化⇒宦官エンジニア⇒さっさと死にや
何としても宦官化だけは回避しなければならん。
冗談抜きで生死に関わる問題で、エンジニアはこの点に向き合って初めて人生が始まる。
で、ここで難しいのが、
- 猛将エンジニア
- 軍師エンジニア
- 肝雄エンジニア
(;´・ω・`)「自分にはどれもキツいなぁ」
って人、実際いると思うんだよね。
むしろ殆どの人がそうでしょ?
そこで自分自身と向き合って捻り出されるアイデアが、業界を変えるという大技なんだな。
ITの知見を持って、違う職に行く。
凄くクールだと思うのよね。(´・ω・`)
世の中、ITの知見が少々あるだけで十分活躍出来るような場所があるのよ。
最近だと、自分の店をYoutubeでライブ配信してぼろ儲けした弁当屋がいた。
これな~、僕が弁当屋だったら絶対やってたんだけど、僕は弁当屋の店長ではないから出来なかった。
「ITの知見のある別業界の人間」はこういう風に活躍出来るんだよな。
だから、
(;´・ω・`)「IT業界みたいな戦乱の世界ではそのうち殺される気がする」
(`・ω・´) 「よし、逃げよう!!」
と、兎のようにIT業界を脱走してガラッと転職ってのは、実に英断である。
三十六計逃げるに如かず
危機を感じたら速攻でバックレ。
これが未来永劫の鉄則である。
僕自身はまだまだIT業界で戦うけれども、ピンチに陥っている人にはぜひ、この兵法三十六計を授けたい。(´・ω・`)
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