まずは過去問を6年分印刷した。
技術士試験の仕組み
僕が今まで受けてきた情報処理試験と技術士試験は仕組みが異なる。情報処理試験はその日を丸一日使って一発で試験を決着させるが、技術士試験は一次試験と二次試験の二段構えである。
だから最短でも2年を要する。
これから僕が受けるのは一次試験だから、まだ簡単な段階だな。
その一次試験は、以下の3つの試験で構成される。
- 基礎科目……科学技術全般にわたる基礎知識
- 適性科目……倫理観の遵守に関する適性
- 専門科目……特定の技術領域に特筆した知識
ただし、僕は高度情報処理資格保有者だから専門科目は免除される。
これは10年くらい前から描いていた構想だ。
先に情報処理試験を取った方が合理的。長年の計画が成就した。(´^ω^`)
基礎科目と適正科目だけ合格出来れば良い。
共に選択問題である。
基礎科目は午前問題級
まずは基礎科目だ。大問が6つあり、その中から3つを選択することになる。
更に選んだ大問は6つの小問で構成されており、そこから3つを選択することになる。
合計15問題を1時間で回答すれば良い。
- 設計・計画
- 情報・倫理
- 解析
- 材料・化学・バイオ
- 環境・エネルギー・技術
ご覧のとおり、ITだけが試験対象ではない。
技術士は、土木建設とかメカニックとか色々な部門があり、基礎科目は全部門共通のものだからな。
ただ、ザッと目を通したところ、
- 設計・計画
- 情報・倫理
- 環境・エネルギー・技術
この3つは情報処理試験午前問題とかなり重複する。(「解析」は意外に合わない)
だから、IT系の人間は基本情報処理試験午前問題を受けるのと同等の感覚でこの科目を選択すれば良いだろう。
適正科目は暗記
対して、適正科目は一般常識というか、倫理の問題だな。「技術士は技術者の[模範]とならなければならない」
とか、そういう心構えを問う問題だ。
しかし、法律について問われることもあるだろうから、油断は禁物である。
勉強スタート
と言うわけで、そろそろ勉強を始めるか。ただ、見た所簡単に受かりそうだと思う。
基本情報処理試験みたいなもので、20代のペーペーが受けるなら程々なハードルなのかもしれんが、今の僕にとっては造作も無い、という印象。
まあ、一応は油断せず、過去問6年分は消化しておくか。
このように、技術者というのはコツコツと長く勉強を続けていくことが大事なのよ。
来年には技術士になって、僕が世の民の模範とならねばならんのう。(´・ω・`)
0 件のコメント:
コメントを投稿