• 2019年7月9日火曜日
ウズマスターの日々
ウズマスターの日々 https://blog.uzumax.org/2019/07/blog-post_9.html

無分野IT人

日本一残業の少ないIT企業社長として有名な米村歩さんがこんなツイートをしていた。

IT業界はこれが厄介なんだよな。(´・ω・`)

無分野

これって高校時代の理系、文系と同じような話だと思っているんだけど、高校では数学の得意な人が理系に進むでしょ?
そして数学の苦手な人が文系に進む。

でも実際のところ、数学も苦手であれば英語も国語も全部成績が悪い、言わば文系ではなく無系みたいな人が一定数いて、そういう人でも一応は文系に在籍していることになっている。

技術職とマネージメントの関係も似たところがあって、技術力がある人は技術職として仕事して、技術力が無い人はマネージメントに進むんだけど、実際はマネージメントの手腕も技術職以下だったりするってパターンが実際ある。(´・ω・`)

他ならぬこの僕が一番この問題を分かり易く体現している人間だと思うんだけど、僕って正体は明らかに技術職だ。
僕の経歴、スキルは誰が見ても「この人は技術職だな」って思うような構成になっている。

ところが、そんな僕でも最近、情報処理試験プロジェクトマネージャの資格を取得したりするなど、技術分野ほど盤石とまでは言えないにしても、マネージメントに関する見識もそこそこには有している。
理系であっても英語の勉強はするように、技術職ではあってもマネージメントの勉強はするものなんだ。

対して、専任マネージャーの方はどうか?


  • 技術力:無し
  • 資格:無し
  • 勉強:していない
  • 実績:無し


こんな有様なのに、プロパーだとか年配だとか、そんな理由だけでマネージャーのスキルが無いのにマネージャーに収まっちゃっているような人が実際いるんだよな。

これはマズい。(;´・ω・`)

ただ、こんなんでも実は案外何とかなっちゃうもの。
マネージャーにマネージャーのスキルが無くても、下の人間にそれがあれば下の人間が勝手になんとかしてくれるから。

でもそんなことやっていると物事の道理が通らなくなっちまうからな。マネージャーをマネージャーとして仰がなくなるから、みんな好き勝手して秩序が崩壊してしまう。

「秩序」ってのは大事だ。

やっぱマネージャーは誤魔化しではなくて、ちゃんと君臨して秩序を守ってくれないと。
王室の威光失墜が戦乱の始まりだから。

そういうのがあっちこっちで散見されちゃってるのが現代の日本なんだ。

やっぱまだしばらくは戦乱の世だな。(´・ω・`)

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