まあ、本当は残業しなくても終わるんだが。(´・ω・`)
建前
ここが人の世の難しいところなのだが、今の僕の仕事は、普通は30日を要する所を20日で終わらせて欲しいという噴飯モノの要求である。ところが、実際のところ、僕はこの作業を15日で終わらせることが出来る。
何故なら、製造しているのが僕一人だから。
それくらい、システム開発というのは人数と生産性が密接に関係する。
従って残業する必要など全く無いのだが、しかし、僕の頭の中の手応えは他人が見ても分からんでしょ?
更に進捗報告も特にしていない。丸投げだから。管理が手薄で丸投げである所に高生産性の秘密がある。
この状況を踏まえると、僕がスル~っと作業して、
(´・ω・`)「いや、こんなの余裕ですよ。ご心配無く」
という姿勢では無用の不信感を与える可能性がある。
それよりは、
(;´・ω・`)「何とか20日で終わらせるように頑張っています」
って顔をした方が無用の不信感を煽らずに済むだろう。
この辺りの駆け引きを下らないと忌諱するのではなく、迎え撃つことが戦国の世を生き抜く秘訣よ。
そして、マイルストーン上は20日、しかし残業も含めて前倒しで進めれば14日くらいで終わるだろう。
(残業しても1日しか変わらんのよ。しんどい割には大してペースアップしないのが残業である。)
14日で終われば14日目にその報告をすることになる。
その場合、「残りの20日は何しているのか?」というのが問題になるでしょ?
その時はこう言うのよ。
(;´・ω・`)「ザッと動くようにしただけで、まだソースが荒っぽいんですよ。もうちょっと品質を上げたいしたいところでして」
この論調は必ず通る。
「20日の計画だった仕事が14日で終わったのは、実際には終わっておらず、あくまでザザッと動くように持ち込んでいるだけに過ぎない」
という論調は20日という計画に正当性を与えることになる。
つまり、「20日」という数字を出した人にとっては「自分の見積もりが正しかった」と言って貰っているのと同じ意味なわけよ。
だからこの論調は歓迎される。必ず通る。
その上で、
(´^ω^`)「まだ十分ではないとは言え、一見すると動いているっぽいし、もう安心だな」
と、動く実物を見せることで安心感を与えることが出来る。
結果、それ以降は多少サボってても問題にはならない。
このように、
- 超速攻でザザッと動くものを先に作り、安心感を売る。
- 残りの期間はゆっくりと品質的に気になる部分をチェック
これが僕の常套戦術である。
このように、システム開発とは得体の知れないものであるから、何とな~く、「出来てるっぽさ」「安心感」という気持ちの部分を見切って対処するのもまた、エンジニアのスキルの一部だと思うんだよな。
と言うわけで、現在の僕は超速攻期間中で体力的にハード。(´×ω×`)
やっぱり楽出来る日はなかなか通そうだのう。(´×ω×`)
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