- 2010年9月22日水曜日
ウズマスターの日々
http://bloggerspice.appspot.com/postimage/https://blog.uzumax.org/2018/06/blog-post_38.html
馬鳥
あちゃー、FF14が大クラッシュしたようだな。
僕みたいなSEになると、ゲームそのものよりも、
その開発背景に目がいってしまうから困る。
FFっていうと、やっぱ一般ではスーパーファミコンやプレステのゲームってイメージだと思う。
しかし、最近は他分野に進出しており、
FF14はパソコン上でオンラインプレイする「ネトゲー」と呼ばれるジャンルだ。
今回問題になっているのは、ゲームに含まれる多数のバグも去ることながら、文言の表記だろう。
・カタカナで書かれているべき用語か中国語の漢字で書かれている。(例:チョコボ→馬鳥)
・直しても、やっぱり間違っている。(例:ボイス→ポイス)
原因は開発を中国に丸投げしたからだろう。
上記のような現象は僕にも身に覚えがあって、
今、僕がメインで管轄しているシステムが正にそれだ。
中国SEの人件費は日本SEの3分の1だから、中国に委託することによって開発費が抑えられる。
それはいいんだけど、品質が非常に悪いという欠点がある。
バグが多いというより、製品としての体裁を成していないんだよな。
「ログインできない!!」とか、「画面が出ない!!」とか、そういうレベル。
FF14みたいな水準なんてザラに発生する。
このため、最後は日本で不具合修正を行って、いざ本番ということになるんだが、
問題はその規模だ。
最初から不具合があることを前提にコントロール出来ていれば収束可能なのだが、
これに失敗するととんでもないことになる。
FF14もおそらく、途中で問題に気づいたのだろうけど、その時には手遅れだったのだろうな。
中国SEは人件費が安いことが利点だ。
つまり、中国側では数十人の大規模体制で開発しているのに、
それをコントロールする日本SEは数人しかいない、みたいな人数比率になる。
このため、不具合に気づいたところで、日本にはそれを修復するだけの人数がいないのだ。
その結果、バグだらけのシステムが完成→大クレーム、という結末になる……。
実は、これから僕の所属するプロジェクトで、システム2つを中国に委託する。
おそらくは破綻する。
というのも、設計書が不完全だからだ。
「予定された期日が過ぎた」という理由で設計書の作成が打ち切られてしまい、
そのまま丸投げされる見込み。
不具合連発→残業地獄。
( ^ω^)フフフフフフフフフ……。
追伸:オマケのタンブラーにカビが生えているのはやり過ぎ。
登録:
コメントの投稿 (Atom)
8 件のコメント:
(´・ω・) やはり日本語は難しいですね…。カタカナもあるし平仮名もあるし。
似たような意味でも微妙なニュアンスの違いがあるからな。
「青ざめる」「顔面蒼白になる」みたいな。
エクスカリパー(半濁音)がエクスカリバー(濁音)になってたりして。
ギルガメッシュwwwwwww
boとpoの区別がつかんのかな。
ローマ字の違いは分かる。
日本語の「ポ」と「ボ」の区別が付かないのだ。
インド人SEはどうなんすか?
う~む。
関わったことが無いな。
インドは中国ほど企業が進出出来ていないのだ。
コメントを投稿