しっかし、自分が言いたい事を文章にするのが苦手な人ってのは実際いるんだなぁ。僕自身はそう思ったことが一度も無いからどうも感覚分からんのだが。(´・ω・`)
何か、僕とは別行動でSESに出掛けている若い衆から報告を受けるんだけど、
課題:プロジェクトの細かい背景や客先との調整状況が分からない。
対策:必要に応じてリーダーに問い合わせする。
何を言ってるんだろう???
プログラマーとして行っている彼が、何で客先との調整状況を気にしているんだ?
背景や客先との調整状況が不明瞭な結果、自身の作業にどんな問題が生じるんだ?
分からんなぁ。(´・ω・`)
そんなのリーダーの仕事であって、コイツは言われた通りに作業するだけの立場だから気にしなくて良いんとちゃうか?
課題が課題じゃないんだよね。
「プロジェクトの細かい背景や客先との調整状況が分からない」は事実そうなんだろうけど、これは課題じゃなくて原因でしょ?
「〇〇という問題が起きちゃってるんだけど、その原因はプロジェクトの背景や客先との調整状況等に関する情報不足にあるから、何とか解決したい」
これが課題だよ。
しかし、報告には「〇〇という問題が起きちゃってる」の部分が欠落しているから読んでてもサッパリ分からない。
「手段と目的の違い」「課題と原因の違い」、この辺を整理して考えることが出来ないんだろうな。(´・ω・`)
何なんだろう?
僕だったら小学校時代でも出来ていたと思うんだが。
テストの成績が悪い時、親に対してさ、
(´;ω;`)「国語の成績が悪くてごめんなさい。漢字を読む事は出来るけど書くのが苦手なの。漢字ドリルもう少しやります」
J( 'ー`)し「頑張ってね」
みたいな会話はするじゃない?
人間、報連相ってのは子供の頃からやってるんだよ。
ところが、コイツの表現力に置き換えると、
(´。ω°`)「漢字が書けない」J( 'ー`)し「国語の成績がイマイチなのは漢字が書けないのが原因だって言いたいのね。漢字ドリルしましょうね」
って感じに、言葉の大半を聞いている親の方が補足しなきゃ成り立たんようなレベル。
じゃあ、「聞いている人間が言葉を補足」とは何か?
言葉を補足するとは?
報告メールからは全く読み取れないけど、僕はコイツがどんな人間か知ってるから、凡そ推察できる。
課題:実装を担当する機能の中に、要件未確定のものが含まれている。完全確定した機能を先に実装し、要件が揺れている機能を後回しにしたいのだが、どれがどれだか分からず、手戻りが多発している。どのようにして作業の優先順位を定め、手戻りを防止するかが課題である。
対策:実装開始前に要件の確定状況を把握しているリーダーに問い合わせ、協議することで優先順位を定める。
恐らくこれが真相だ。
(´・ω・`)「客先の都合なんてプログラマーの自分が知るはずも無い。自分の作業の優先順位を自分で決めるのは無理だ。だからリーダーと相談して決めて貰うつもりである」
何でこれだけの事が言えんのや?
この日本語能力の低さ。どう指導したら良いものやら。(´・ω・`)