• 2023年3月18日土曜日
ウズマスターの日々
ウズマスターの日々 https://blog.uzumax.org/2023/03/chatgpt.html

ChatGPTと付き合う将来

 最近はTWitterでChatGPTが大流行ね。(´・ω・`)

確かに凄い機能ではあるが、どうも世間の論調は的を外している感があるね。


まず、僕はプログラマーであるから、ChatGPTに関する話題の中でも「ChatGPTがあればプログラマーは不要になる」という話題が気になる。

だが、これはYES or NO という話ではなく、言葉が足らんから議論をスタート出来ない、が僕の見解である。

そもそもとして、まずプログラマーの歴史を振り返ってみよう。

僕も生まれる前の話だから実は知らんのだけど、昔のプログラマーは0と1のバイト処理の世界であった。
その後、プログラミング言語というものが作られ、次にフレームワーク、ライブラリというものが作られた。
更に「ローコード」「ノーコード」の製品が作られ、更に今やChatGPTも出現するに至る。


つまり、プログラマーの仕事は変動するのよ。


例えばC言語開発の時代の人はメモリの配置とかの知見を必要としたが、Javaプログラマーの僕はそんなもん一切知らん。(´・ω・`)

昔はフレームワークとかライブラリなんて無いから全部ゼロからの実装だった。
今は実装そのものよりフレームワークやライブラリの内容を知っているかどうかの方が重用になる。


つまり、プログラマーの仕事は年を追う毎に簡単になる
過去の覚えたスキルの需要が無くなることも当然ある。


これが歴史的な事実で、当たり前の話である。(´・ω・`)


古い人間はメモリの配置まで考えてこそプログラマーだと考えていた。
現在のプログラマーは、ライブラリを合理的に使いこなして生産性を高めることが腕前である。
未来の人間はAIを円滑に使用することがプログラミングになる。


これは当たり前である。


「せっかく覚えたばかりのプログラミング技術がChatGPTで意味無くなっちゃうかも(´;ω;`)」みたいなツイートが散見されるけど、見るに耐えん。
今持っているスキルの価値が下がるのは当たり前やろが。


とは言え、僕自身も生き残り策を考えなければならないな。

僕が最近興味を持っているのは、セキュリティだな。

と言うのも、如何にAIやら何やらが発達しても、どこかに必ず「穴」があるのよ。

この「穴」ってのは本当に質が悪くて、みんな本当はこんなクソみたいなセキュリティの話題なんか興味無くって、本業のビジネスを頑張りたいと考えている。
でも疎かにして万が一があったらヤバいという心配もある。

AIを導入したら、そりゃ表面的な生産性は高まるだろうけど、内在するバグ、意図しない結果になるリスク、セキュリティホール。
そういったものが増える。


AI=ブラックボックス


ブラックボックス化しちゃった部分を誰が査定するんや?
この何が何やら分からんテーマに誰が取り組む?


この辺が僕の将来だな。(´・ω・`)


まあ、ChatGPTのパワーは確かに凄い。でもそれで全面解決ということにはならん。
「プログラミング」という言葉に囚われず、「世の中に必要とされているスキルは何か?」を見極めていくこと。

ちゃんと考えなきゃアカンで。(´・ω・`)

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