読むべき本のストックは在宅中にピックアップ済みだ。
本日読み終えたのは、「失敗の本質」……、
と言いたいところだが、余りにも難しくて挫折し、もうちょっと分かり易く解説してくれる、「「超」入門 失敗の本質」を読み終えた。
聞いたことはあるでしょ?
結構有名な本で、第二次世界大戦中の日本軍を題材に、組織が機能不全に陥るパターンを説いた本だな。
人生を生き残る為に、色々な書籍を読んで見識を広めていこうと努めておる。
さて、読み終わった感想だが、前職そのものだな。
最悪のパターン
前職が身体を張って綺麗に網羅しているから、体験に当て嵌めて非常に読み易い。前職は牟田口廉也が作ったような会社だった。
ザッ~っと挙げていくと、
- 何をしたいのか曖昧でよく分からない。
- 過去の成功体験のコピーしか出来ず、変化に対応出来ない。
- 同じ理由での敗北を何度でも繰り返す。
- 努力が無駄になる。
- 形骸化して意味の無くなった作業を続ける。
- 上司が部下を蔑視している。
- 社員は「何をしても無駄だ」と諦めている。
- 無関心を決め込み、何か気付いていても何も言わない。
- 嘘情報が上司に提出される。
- 自分の目で物事を見ず、聞き齧りの嘘情報を信じ込む。
- 権威主義。地位や立場を振りかざす。
- 自分の願望に即した話だけを拾い上げ、不都合な報告は無視する。
- 既に出してしまった赤字が勿体なくて撤退を決意できない。
- 都合の悪い情報を隠す。
- 不退転の決意で、誤った仕事を邁進する。
- 「上手く行かない原因は、担当者の努力が足りないからだ!!」が決め台詞。
とまあ、1~100まで全章ピッタリ当て嵌まってしまう。
なんてこった。
ここまで見事にハマってしまうと手の施しようが無いような。。。
って言うか、前職は既に焼け野原になっちゃってるからな。。。
聞くところによると、前職の損害は1億3000万円だそうな。
このうち銀行からの借金は1億円。
これを返済していくには、社員全員の年収を平均100万円カット。
本来450万円の年収に相当するエンジニアを昇給停止と賞与カットにより350万に抑える。
これを5年続けることで1億円を返済してチャラ、というスケジュールか。
戦後復興そのものだな。(;´・ω・`)
残っている社員はシンプルに人生設計が成り立つのだろうか?
ただひたすらに心配である。(´・ω・`)
0 件のコメント:
コメントを投稿