• 2019年7月6日土曜日
ウズマスターの日々
ウズマスターの日々 https://blog.uzumax.org/2019/07/blog-post_6.html

戦略的技術力

よし、今後構築する技術領域を考えたぞ。
Javaだ!!(`・ω・´)

って、当たり前か。(´・ω・`)

技術戦略

しかし、もっと具体性のある部分まで考えたぞ。

まず過去と周囲を見回してみた結果だけど、余りにも技術的戦略性を欠いている人間が多過ぎる。


  • たまたま、SESで入った案件の言語を習得した。
  • たまたま、参入したプロジェクトで採用された言語を習得した。
  • たまたま、Quiitaで話題になっているライブラリを覗いてみた。


みたいな感じで、極めて場当たり的。

こんなノリで対応していけるエンジニアは、本来はエンジニアとしての素質はあるんだけど、ビジョンと戦略性が欠如しているが故に、その才覚を人生全体に反映させることが出来ないんだ。

また、本来はそういう「素質はあるんだけど戦略性が無い若手」を指導する所に上司や指導者の役割があるはずだが、残念ながらそんなもんあるはず無くって、上から下まで全員が戦略性欠如。
「今、目の前にその仕事があるから」という理由だけで仕事し、たまたまその中で身に着けたスキルが経験である、というだけ。

この結果、僕のようにたまたま新人時代の最初にJavaのような主流的な技術領域のルートに乗れた人間は幸運なんだけど、新人時代の最初にたまたま変な仕事を掴まされちまって、職務経歴書を見るとクソみたいな技術領域しか無いという哀れなエンジニアも発生する。

そこを脱却するにはどうすれば良いか?
もちろん、技術職上がりの経営者である僕が戦略とビジョンを示すしかあるまい。(`・ω・´)

営業技術合体

まず「戦略」とは、つまり換金性があるという意味だから、技術戦略と営業戦略は同じ意味だからな。
技術は技術、営業は営業、という考え方はまるでダメだ。

さて、今や営業担当でもある僕の立場で考えると、技術者は売れる技術力を持っていてくれた方が都合が良い。


  • 最初に営業戦略が存在する。
  • 営業戦略があった上で、営業戦略に即した技術を身に着ける。


これが金儲けの為には最も都合が良い。

「興味があることを勉強する」じゃないわけよ。
技術者は技術者である以前にビジネスマンだから。

と考えると、見えてくることも多いよね。
僕が発動可能な技術領域を並べると以下になる。


  • Java
  • PHP
  • Ruby
  • Python
  • Groovy
  • jQuery
  • Oracle
  • MySQL
  • PostgreSQL


色々あるように見えるが、実際のところ、この中で営業に生かせるスキルは一部しか無い。
このことから、スキルには死にスキルというものがあることが分かる。

つまり、営業戦略の欠如したエンジニアが場当たり的にスキルを習得すると、習得したスキルに死にスキルが含まれてしまい、利益に結び付かないということが分かる。

「勉強したは良いけど、仕事では使ってないなぁ」という話は、誰もが心当たりがあるのではないか?
これはなぁなぁで済ませて良い話ではない。
「勉強になったな♪」と本人としては満足感を感じてしまうものなのだけど、実際には死にスキルに換金性は無いから、金をドブに捨てているのと同じだ。
これは正さねばならないことだ。

そう考えると、「換金性の高い生きスキルはどれか?」というものを見切った上で、そこに勉強努力を注力するという戦略が必要になる。
営業戦略と技術戦略は同じ、とはこういう意味だ。

それを踏まえた上で僕が身を置いている環境を考えると、やっぱり「換金性の高い生きスキル=Java」だな。

もちろん、「Java」ってのはJavaで終わる話ではなくて、Javaの中にも更に細かい生死がある。

(`・ω・´)「俺はJavaが出来る!!」

では全然ダメで、

(´・ω・`)「いや、Javaの中にも色々あるんですが、特に私はこのフレームワークを採用して全体をビルドアップするMVCモデルを最も得意としており……」

と、詳細な所まで綺麗ににしていく必要がある。
これがスキルセットである。


  • 漠然と、Javaが出来る!!
  • 漠然と、技術力を高める!!


なんてのはおかしいんだよね。

と考えると、当面僕がこれからやるべきことは、スキル「セット」の整理だな。
具体的には、


  • Java1.8
  • SpringBoot
  • Mybatis
  • jQuery


これが最も営業的に手堅い。

うち、「SpringBoot」「Mybatis」は、その機能の全容を知らないまま何となく使っちゃって効率の悪い三流エンジニアが多いから、特にこの2つのライブラリに力を入れていこう。

(`・ω・´)「SpringBootの完全なる理解!!」
(`・ω・´)「Mybatisの完全なる理解!!」

これを売りにしていくのが、現状では一番手堅い。

と同時に、Javaが衰退する可能性が最近話題になりつつあるから、その時の為の保険として、何かもう一つスキルセットがあった方が良いと思ってて、それがPythonなんだけど、現状仕事がほぼ無い。

必要かどうかも分からぬ「保険」って考え方にどう向き合うかべきかは、僕もイマイチ定まっていない。
未来の予測は難しいわい。(´・ω・`)

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