• 2010年2月2日火曜日
ウズマスターの日々
ウズマスターの日々 https://blog.uzumax.org/2010/02/blog-post_2.html?m=1

無縁社会

昨日は眠くなったので、朝起きてから予約しておいた「NHKスペシャル 無縁社会」を視聴した。
実に救いの無い話だったぜ・・・。

まず、遺骨がゴミ以下の扱いだってのが酷い。
どこの誰だか分からない人間の遺体だって、生ゴミに混ぜて処分するわけにもいかないからな。
自治体がキチンと共同墓地に埋葬してやらなければならないわけだが、
最近はそれが増え過ぎて自治体の負担になっているようで・・・。
骨になってまで人様にご迷惑をおかけするのは忍びない。

一番悲しく思ったのが、熟年離婚した親父だな。
毎日毎日深夜まで残業激務の労働をして、体を壊して鬱にもなった。
そんな生活を数十年続け、人生の斜陽に差し掛かった頃に熟年離婚。
子供も妻に取られ、会社を引退して社会との接点を失い、NPO法人に自分の墓を生前予約する末路とは・・・。
仕事ばかりだったため、金銭的には比較的裕福であるのが、なおさら悲しい。

しかし、これからの時代は、同じように激務を行った挙げ句に貧乏で、なおかつ同様の末路を辿る人も増えるだろう。
「孤独」「老醜」「貧困」の三重苦は厳しいだろうな・・・。

将来、せめて三重苦は避けられるようにしたい。
(´・ω・`)

7 件のコメント:

  1. 私も予約していたものをこれから見るところです。
    昨日もちょっと見ていたのですが、事情はどうであれ遺骨を引き取らないとか悲しすぎますよね…。
    人間の道徳的犯罪とも言える、無縁…。私たちが直面している問題の中で、特に人間性を問われるものの一つであると思います。

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  2. 現代社会のみの感想だ。
    過去の歴史をみてみろ。もっと悲惨だ。
    自分の感性の基本をどこに置くのがまず問題だ。
    近現代は、非生産者に金(経費)がかかりすぎる。
    過去は、どうだったか
    口減らしという言葉を知っているか?
    今は、家長が口減らしだ。

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  3. 昔の思い出を語りながら泣く欝の男性の後悔が少しわかる気がして、自分もそうなってもおかしくないって思うと、やるせないっす…

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  4. (´・ω・) 将来のことを考えるとほんと怖くなってきます…

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  5. 死語に記事が投稿される「デスブログ」を用意しなければな・・・。

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  6. 結婚したからと言って孤独から離れられるわけではなく
    就職したからと言って貧困から離れられるわけではない
    けれど、しないよりも離れられる確立が上がる
    絶対の保障はないってことだ

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