少し前にTwitterで、舞茸はカチコチの肉を柔らかくする効果があるというツイートを見かけたのでな。
本日はそれを検証してみようではないか。
100g68円の下等肉しか食えない身分であっても、創意工夫で救済されるかもしれん。
というわけで、業務用スーパーで買った激安ソテー用豚肉を舞茸と漬ける。
醤油、酒、みりん、で漬け込んでいる最中だが、果たして舞茸に含まれる酵素は肉を柔らかくしてくれるのか……。
効果あり
経験上、この100g68円のソテー用豚肉は、ただ焼いただけだとカサッカサになってしまう。それでも焼いた直後であればまだ食えるが、一晩おいて弁当にしたりすると、正真正銘の豚の餌だ。
しかし、例えば一時期流行った塩麴に漬ける、あるいは味噌に漬けるなど、麹に漬け込むことで柔らかくなり、安肉は安肉の範疇は出ないものの、確かに相応に柔らかくなってホクホク感が出るという作用がある、ということは過去の研究から僕は知っている。
ただ、麹に漬け込むと麹の臭いが付いてしまうため、好き嫌いが発生する。僕は麹の臭いも好きな方ではあるが、結局、味が変わってしまっていることは変わらない。
麹漬け肉は元々の肉とは別物なのである。
今回、僕が舞茸に期待するのは、麹のような臭いを発生させることなく、純粋に肉を柔らかくすることが出来る作用を生んでくれるかどうか、ということだ。
さて、舞茸と豚肉を一緒にして2時間ほど漬け込んだ。
舞茸と豚肉という火の通りが違う二つの食材を分離し、個別に焼いて、炒め、晩御飯のメインディッシュとしよう。
そうして完成したのがこれだ。
ちと色彩がアカンかったな。(;´・ω・`)
キャベツの千切りとトマトくらい添えるべきだったが、今日は無い。
が、肉が柔らかくなる作用は本物。
確かに、普通に焼くよりもずっと豚肉が柔らかくなっておった。
後は工夫か。
肉と舞茸を一緒に漬け込む、というやり方をしていたのでは、味付けはいつも醤油ベースの同じものになってしまう。
生姜焼きを作るなら問題無いんだけど、それ以外にも応用を利かせるには、どうやって舞茸の酵素を豚肉に移すか、という部分で工夫が必要そうである。
例えば、ビニール袋に豚肉と舞茸と調理酒を少々入れて揉み込み、長時間放置する。さすれば醤油を外して酵素効果だけを得ることが出来る……かも? とかな。
まだまだ工夫の余地は多そうじゃ。
料理とは奥が深いのう。(´・ω・`)
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