• 2017年7月29日土曜日
ウズマスターの日々
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スキル評価~GAIT~

成績会社の方針で「GAIT」というスキル評価プログラムを受験させられた。

情報処理試験の午前問題みたいな内容、形式のマークシート問題を180問近く回答し、その点数の高低を以て受験者のスキルを評価する為の指標とするものである。

誤魔化しの効かない直球の技術力試験。やめてくれ~!!


とは言え、何とか人様に見せて恥ずかしくない成績を上げることが出来た。

この問題は満点が990点、指標となる点数はこちら。

・社会人最高点:806点
・社会人平均点:402点
・ウズマス点 :519点(シルバー認定)

一定の評価を受けて良い点数ではないか?
スコア分布で見たところ、100人中20位くらいの位置付けである。

自分の自己評価としてもこれくらいだと思う。

この試験で600点以上の成績を挙げるような人は、例えば東大卒でGoogleとかNTT研究所とか、大企業の技術主任を務めているとか、そういう特別な超インテリ層というイメージ。

そういう住んでいる世界が違う人達は置いておいて、
所謂普通の「現場」ってレベルの層の中で勝負すると、大体僕くらいが技術四天王の一角に入る、というのが僕の自分に対する自己評価。

クラスで一番成績が良いわけではないが、4番目くらいの成績は確保している。

この点数も大体そんな感じじゃないか?

こんな風に自分のスキルが数字になって突きつけられるのはかなり厳しいものがあるが、
実際現実を反映していると思うし、
面目も失わない程度の成績を上げられたと思う。

「平均点しか取れませんでした」が許される立場じゃないからな、僕は。

やれやれだぜ。。。
  • 2017年7月20日木曜日
ウズマスターの日々
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スキルアップ

SEたる者、自分のスキルがどの程度のものかいつも気になる所ではあるが、最近は自己啓発しているうちに意識が変わってきた。
当たり前の話ではあるが、「スキルとキャリアプランを結びつける」という意識が強まってきた。

この業界だと、技術が好きで色々なセミナーや講習会に参加して見聞を広めスキルアップしている人は多い。
確かにそれは素晴らしい積み重ねであるが、僕が常々気になるのは、それをキャリアに繋げられるのか、ということだ。

例えば、だ。
僕は現時点において、サーバ側言語としてはJava、PHP、Rubyにプログラミングスキルを有している。
ここで新たにセミナー等に参加してslacaのスキルも身につけたとしよう。


「僕、scalaも出来るようになったんですよ!!」


この先に僕の未来があると思うかね?
99%、無い。

何故なら弊社は事業形態を考えるにscala案件を受注する見通しは低く、
また自分一人だけscalaが出来ても会社として複数人がスキルを有していなければプロジェクトは出来ない。
従って僕がscalaを身につけても社の利益にはならず、従って出世も無ければキャリアにもならない。

単なる「物知り博士」でしか無いのである。


この件が恐ろしいのは以下の辺りだろう。

・新しい言語を身に付けるのは、確かにスキルアップである。
・何もしないよりマシ。絶対に無駄にはならない。
・いつかどこかで役に立つかもしれない。

そう、決して否定される行為ではないのである。
ただし、自分の目指している未来に向かって真っ直ぐ進んでいるか、と言うと疑わしい。

「とりあえず色々頑張ってます!!」

ってだけ。
その中で偶々道が開けることもあるかもしれないが、計画性が欠落しているのは否めないだろう。


社会人になって直後はスキルが無の状態だから手当たり次第に勉強してスキルアップするのが最短だった。
しかし30代にもなるとそのやり方は頭打ちになる。
どこに焦点を置くかを考えなければならない。

僕の考え方としては、

製造工程を1日短くするのと、設計工程やテスト工程を1日に短くするのは金額的に同じだ。

スキルはプロジェクト全体の利益向上に繋がらなければ意味が無い。
新技術ばかり追い求めるのは手段と目的が入れ替わっている。
工数短縮が目的であって技術は手段。
世の中が求めているのは利益であって技術ではない。

この辺、周囲の人は良く見てると思う。

・プロジェクトの力になる高スキル者
・不要な知識を持っているだけの凡人

どっちなのかを確実に見分けている。

僕は趣味でSEやっているわけではなく、あくまで稼業という意識だからな。
利益が重要である。

そういう風に意識すると、自分が目指すべき方向は

「如何にスキルを高めるか?」

ではなく、

「如何に利益を生みだすか?」

であることが分かってくる。


習得するべきスキルも

「製造工程の短縮にか寄与しない新技術」

ではなく、

「プロジェクト全工程をトータルを短縮する手法」

となってくるだろう。

30代中盤になって、そろそろSEとしてのスタイルを見直す時期に来ているようだ。(´・ω・`)
  • 2017年7月18日火曜日
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100歳現役

日野原重明さん死去 105歳 聖路加国際病院名誉院長

この人、何度か見たことあるな。
「生きかた上手」も電車の中吊り広告か何かで良く見た気がする。

この人は「100歳過ぎても現役医師」と、高齢者であっても活躍しているという実績が売りの人で、
日本全国の高齢者から多数の支持を得ていたとか。

僕は高齢者じゃないから直接本を読むほど深く入ってはいなかったが、
100歳現役というのはなかなか面白い話であると思う。

と言うのも、人間って本来、死ぬまで現役っしょ?
例えば農家のじいさんとかって、田植えが出来なくなるまで田植えしてるイメージだし。
床屋の親父も手が震えてハサミが持てなくなるまで床屋やってるんとちゃう?

つまり、「物理的に限界だから引退しよう」が基本なわけよ。

しかし、どういうわけかサラリーマンだけは違うのよね。

「60歳になったら定年退職」
「70歳になったら定年退職」
「55歳でセミリタイア」

みたいに、年齢で切るって発想を持っている。

どういうことか?

早い話が、

毎値に仕事に行くのが嫌で嫌で今すぐ退職したいけどそれだと生活が成り立たないから、
定年という目標設定を立てて、そこまでは我慢して働こう。


こういう懲役を消化する囚人みたいな発想で日々生きてるってことなんだよ。

実際、サラリーマンって大概は奴隷みたいな働き方しているから
そういう発想になるのも無理は無い。

けど、これはイカン。
30~40年くらいずっと嫌々生きているって事に他ならんからな。

何とか、

「100歳まで働いとっても別にええわ」

くらいの気分になれるような働き方に変えていきたいもんだ。(´・ω・`)
  • 2017年7月16日日曜日
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機種変更

5年ぶりにスマホを機種変更した。
変えた機種はこれだ。

Galaxy feel

機種変更はどの機種に変えるかが悩むところだ。

まず僕は元々はXperiaを使っていた。
Xperiaは高性能のイメージである。

僕は一応IT系の人間だし、引き続きXperiaを使いたかったんだけど、
Galaxyとの決定的な違いは……、値段なんだよね。

Galaxyは本体の値段も安いし、月々の割引も優遇する政策をdocomoが行っている。
Xperiaは本体は高く、月額優遇も無い。

実際のところ、Xperiaの高性能を生かすような使い方をしているとも言い難いし、
やっぱコストパフォーマンスを考えるとGalaxyが最適解だった。

・Galaxy:コストパフォーマンス良好
・Xperia:高性能だが高い。ヘビーゲーマーならこっちを買うべき。
・それ以外:ゴミ

これが僕の見解だ。
僕はメーカーのイメージとしてサムスンがあんまり好きじゃ無いから、出来ればソニーの方を買いたいという気持ちもあったが、
やっぱ真面目に値段と性能を検討すると上記のようになるのよ。
日本企業はもっと頑張って欲しい。


さて、機種変更した結果だが、やはり5年も経つと大幅に性能が上がっている。

1.高速化している。ネットを閲覧するだけでも速度の違いが分かる。
2.本体のディスク容量が大きい。(30GB)。
  ディスク容量を気にしないでアプリをインストールすることが可能。
3.バッテリーが大容量。
  普通の使い方をしていれば1回の充電でギリギリ2日維持出来ない程度か。
  丸1日程度なら余裕で大丈夫。

この辺りが僕が目立って良くなったと思うところだな。
「新しいことが出来るようになった」と言うより「制約が取り払われた」という印象か。

一番大きいのは「3.バッテリー」だ。
今までは5年も使っていただけあってバッテリーが劣化しまくりで、
通勤時間の最中に電池切れするような有様。
充電器を常に持ち歩いていなければならないような状況だったからな。
新機種ならば充電器は家にあれば十分。
それくらい違う。

次に「2.ディスク容量」がポイント。
最近は「メモリが足りません」とか表示されててアプリを厳選してインストールしていたが、
機種変更で気軽に色々インストール出来るようになった。

「1.高速化」「2.ディスク容量」「3.バッテリー」と併せると、
今までは「その気になれば出来るかもしれないけど制約事項が面倒で手を出していなかった」という使い方に
着手出来そうである。
Kindleとかで技術書を買って、スマホで読むという行為も選択肢に入ってくるだろうな。

これらを駆使して不毛な通勤時間を何とか意味のあるものにしたい。(´・ω・`)
  • 2017年7月15日土曜日
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休日モード

しっかし、こうも仕事でトラブってると3連休に入っても頭が休日モードに入らんな。(´・ω・`)
休みに入っても何して良いか分からん。

これのカラクリについて僕の見解を述べよう。


日本社会の制度上、平日は「定時までが仕事の時間」「定時後が休みの時間」である。
休日は全部休みである。
24時間365日働いているわけではないし、残業にも限度がある。
休みとされる時間は物理的には確かに確保されていると言えよう。

しかし、だ。
人間の頭はそう綺麗にON/OFFが切り替わったりしないものなのだ。

特に仕事でトラブルを抱えている時はなおさらそうなる。
家に帰った後であるにも関わらず、

「あの問題、どう対処すりゃ良いんだろう? また怒られるのかな? 厄介だなぁ……」

とか考えてしまっているから、体は休んでいても頭はずっと仕事している。

頭は仕事している。しかもストレスのある嫌な仕事をしている。
だから「よし、溜まっているアニメを消化するぞ!!」など、楽しもうとする心境にならない。

出来ることがあるとすれば、
前々から観ているアニメを惰性で見続けるとか、
昔から続けているゲームを惰性で続けるとか、
その程度であるわけだが、これならまだマシと言えよう。

習慣的な娯楽があるわけだから。

習慣的な娯楽さえも失い、
家でゴロゴロしながらスマホを片手にツイッターを転がすとか、
要するに、

「自分で何もせず、娯楽が向こうから勝手に来てくれることを期待しながら寝るだけ」

となったら最低である。


このようにして社畜は「新しい娯楽を追いかける」と言う行動をしなくなる。
そして娯楽は時間と共に陳腐化するから、娯楽を追いかけなければ置いて行かれるだけである。

社畜の頭の中には「昔楽しかったアレ」だけが残り、「今楽しいコレ」は存在しなくなる。

今月末に発売の「ドラクエ11」を買う社畜は多いであろうが、
それが出来るのは昔のドラクエをプレイした記憶があるからである。
社畜は新しいタイトルには手を出さない。出せない。

「昔好きだったゲームの続編」
「昔好きだったアニメのリメイク」

これだけが社畜の心の支えである。

娯楽を失った社畜に残るのは、最早味覚だけである。
味覚まで失ったらそれは精神科行きの案件である。
通常の社畜は味覚までは失わない。
つまり酒である。

せっかくの連休なのに特にやることも思いつかず、
大した面白い話も見当たらない2chやツイッターをウロウロし、
夜になったらジャンクフード食って酒飲んで寝るだけの虚無人間の出来上がりである。

虚無人間はもう自分でも何の為に生きているのか分からなくなる。
従って「寝る」しか無い。
眠って意識を断つだけが心の救済である。


と言うわけで、僕が眠っている間にどこかで何か良いことがありますように。

zzz...(´-ω-`)
  • 2017年7月10日月曜日
ウズマスターの日々
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熊とワルツを

今回のプロジェクトの失敗を受けて、最近はプロジェクトマネージメントの勉強をしている。

「プロジェクトマネージメント」って言われても「えっと、要件整理して、進捗管理して……」みたいに
分からなくは無いけど何かぼや~んとしていた所が、
こうやって学問的に整理すると光が差してくる感じがする。

最近オススメなのが、以下の本だ。

熊とワルツを


「トム=デマルコ」という有名な人が書いた本で、プロジェクトマネージメントに関する本をいくつも出版しているが、
本書は「リスクマネージメント」に特に焦点を当てた本だ。

読んでいくと、今やってる失敗プロジェクトに神懸かり的にピッタリ当てはまっている。


・本プロジェクトは納期が最初から決まっている。
・納期は短く、絶対に動かすことは出来ない。
・納期が絶対であることはプロジェクト発足当初から何度も繰り返し強調され続けた。
・そのうち「納期を守れないかもしれないというリスク」は忌み事のように口に出すことも憚られた。
・そしてシステムが完成しないまま納期が到来し、1ヶ月、2ヶ月と経過し、最後は訴訟を起こされた。


このプロジェクトそのものだな。
つまるところ、システム開発の現場って、


絶対遵守とされた事項は100%遵守しなければならず、遵守出来ない可能性は考慮してはならない。

とか、


本当に致命的な最大級の問題点は触れること自体が忌諱される。


みたいなところがあって。
で、それが見事に発生してプロジェクトが崩壊する。


「これ、要件定義からやり直さないと何ともならんのだけど?」⇒「今更要件定義フェーズに戻るなど許されない!!」


みたいな感じで、深刻な問題だからこそ徹底して無視される。

こういう失敗ケースに対するリスクマネージメントを分り易く書いている。

PMを目指している人にはぜひオススメの一冊だな。
読むと良い。
  • 2017年7月6日木曜日
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追放

・1日目:PCのセットアップ
・2日目:PCのセットアップ
・3日目:欠勤
・4日目:欠勤
・5日目:午前休
・6日目:作業。生産性0.1
・7日目:作業漏れの手戻り対応
・8日目:作業。生産性0.1
・9日目:作業漏れの手戻り対応
・10日目:作業。生産性0.1
・11日目:欠勤
・12日目:無断欠勤
・13日目:作業漏れの手戻り対応
・14日目:午前休。作業漏れの手戻り対応
・15日目:作業漏れの手戻り対応
・16日目:退場(完)

約1ヶ月を勤務して、実質的には成果ゼロ。
砂粒ほどの成果物も上がらなかった。

僕の僅かな社会経験の中の話に過ぎないが、スキル、社会性、共にぶっちぎりで最低の男だったな。
30代後半だと思うが、どうやってここまで生き延びてきたのか不思議でならない。

僕は基本的にメンバーは切らない主義である。
チーム内にダメSEが少々混ざっていても、
そういうのも含めて面倒を見てやるのが上官の責務であり、
そういうのがいるという前提で業務を進行するのがマネージメントであり、
そういう姿勢がメンバー全体の支持を得て、団結力を向上し、チーム全体の生産性を向上させる。
ダメSEを許容する精神性はトータルで見れば利益に繋がる、という考えだ。

しかし、流石の僕もこのクズばかりはどうにもならなかったな。

「あの、この部分なんですけど、僕がソースを解析する限りこういう処理ではなくて……」
「分かりましたからッ!!」

とかって、間違いの指摘を拒絶する。

世の中には分かっている話を何度も繰り返す面倒な人もいるが、
僕は「本人が分かったと言っている以上、二度同じことは言うまい」という主義である。

で、実際にやってもらって、全く分かっていない。間違っている。
それを以て再び指摘する。

「あの、この部分はやはりこうではなくて……」
「あっ!? すぐ直します!!」

みたいなことは言うけど、やっぱり直らない。


この処理はdeleteではない。削除フラグを1にupdateする処理である。
ってだけの指摘が何で分からんのじゃ!!



つまるところ、他者から間違いを指摘されることが許せないんだな。
そういう人がいるのが常の世の中だけど、この人の場合、

「やっていることは8割正しいけど、他人の言うことを聞かないワンマンな性格の上司」

ではなくて、

「やっていることが8割間違っている、他人の言うことを聞かない下っ端の中年」

でしか無いからね。

このように「スキル」「人間性」の両面でNGの人間は流石の僕でも庇えない。
片方OK、片方NGだったら、僕は庇う。

この男はどうしようも無い。
社会から退場して頂くのが最善であろう。